喉の風邪はしぶとい

喉の風邪を引いてしまった。

かれこれ6日ほど喉の痛みと熱に悩まされている。それでも僕はいろんなところに出かけたし、薪割りをしたりしていた。風邪といえば、僕は自分なりに熱の有無を判断する基準を持っている。答えは、たまだ。たまを冷やしたくなったら37.5℃前後というマイスタンダードだ。もしかすると男にとっては当たり前かもしれない。

そんなわけで、耳鼻喉頭科に行った。みんなマスクをしている。耳の診察に来たおじいさんまでマスクをつけている。僕はマスクなどは持っていなかったので、着ていたタートルネックを鼻まですっぽりと被って周りに配慮した。

診察前にまた別の待合室に通された。優しい看護師さんが僕にマスクをくれた。なんだか悪いなと思って100円玉をポケットの小銭入れから取り出すが断られる。このマスク不足の時期に太っ腹な病院だ。いよいよ僕の番がきた。先生の後ろに無表情美人看護師がいて、こちらをじーっと観察している。僕が目を合わせても決して目を逸らさない。僕は先生に言われるがまま、アーンと口を開ける。僕は口を開けるときに小さく「あ゛ーー」と言う。

「こりゃきったない。タンか鼻汁みたいなのがこびりついてるなあ。抗生物質を出しときましょう」

きったないと言われてものすごく傷ついた。生まれてこの方これほどの悪口はなかなか言われたことがない。無表情看護師が僕の鼻と喉に触れた器具をすかさずアルコール消毒。鼻の穴とか尻の穴とか親指の毛というのは、正直ちんちんを見せるよりもよっぽど恥ずかしい部位sだ。自分の本質を覗き見られているようなそんな感じすらする。

喉が痛みは放っておいて、薪ストーブを見に行ってきた。僕は暇さえあれば庭やキャンプ場で焚き火をたく。近頃では山に行ってチェーンソーで木を切り倒し、斧で薪割りをして無駄に薪をストックしている。こんな人間が薪ストーブに興味を持たないはずがあるだろうか。

これはデンマークの会社ターマテック社製の薪ストーブで、薪ストーブ屋さんに行くと38万円くらいで買える。高性能煙突と設置費用でだいたい50万くらい追加なので、合わせて100万くらいあれば家に設置できるのだ。

エアコンや石油ストーブなど便利な暖房器具がある中で薪ストーブは時代錯誤かもしれないが、何と言っても魅力はその雰囲気だ。おしゃれぶりたい僕たち若者こそ導入するべきだと思う。山崎12年で晩酌。なんてインスタに投稿して、ウイスキーの入ったグラスの背景にゆらゆらと燃える薪ストーブを映り込ませたりできるんだ。僕はやりたくて仕方がない。おしゃれな薪ストーブだが、薪の用意には大変な手間と機材が必要だ。しかも薪は1年以上乾燥させなければいけない。薪は買うこともできるが、運用期間を4ヶ月くらいとすると運送費も含めてざっくり40万ほどかかってしまう。

そういえば薪割りは良いワークアウトになる。はじめの一歩でも主人公がこれでトレーニングをしていた。背中や下半身が鍛えられ、パンチ力が上がるらしい。僕のパンチ力も上がっているのかと思うと、何かをぶん殴りたくてたまらなくなる。つまり薪ストーブのメリットは雰囲気とパンチ力の向上ということになる。100万円でこれが手に入るんだったら僕は迷いなく払う。じじいになりかけになってから導入する人が多い印象だが、これはやはり体力的な面で若いうちから導入すべきだろう。最近のおじさんは体力がないし、野良仕事なんてせずに生きてきた人が多いと思う。これでは薪の用意なんてできっこない。薪割り初心者のじじいに、じじいの資格はない。真のじじいってのは基本的に野良仕事全般をきっちりこなせるべきだし力もあるべきだ。僕らはそういうテクニックのあるじじいを目指して生きなければいけない。

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