革財布を作った僕は、無駄に綺麗なお札を持ち歩く。

僕は20歳の頃から良い財布が見つけられず、ずっとマネークリップを使っていました。紙をとめるクリップを使っていたこともあります。「財布買ってあげようか?」なんて哀れみの言葉をいただいたこともあります。23歳の最近になっても気にいる品はありません。ないものは作るか、オーダーするしかありません。

レザークラフトにチャレンジ

早速アマゾンで色々注文します。革は「和の革」というすごく評判のいいサイトで購入しました。ピット層鞣し(何かは知りませんが、上質なやつです)で、初心者にはとても勿体無いくらいのクオリティです。A4サイズで1800円くらいで売っています。A4二枚でお札入れが作れます!つまり3600円です!

<ピット層鞣し>

ピット層でじっくりと時間をかけてタンニン鞣しを行った、国産の本ヌメ革です。生成りというのはタンニンの色になります。タンニンで鞣しただけで、他に余分な染色工程などは一切行っていない革になります。そのため、経年変化による色の変化がもっともわかりやすい革になります。ピット層鞣しの革は革の中でも最高峰の品質を持つ革です。しかし、製造工程に時間がかかることから、ピット層鞣しを行うタンナーは徐々に減少してきています。日本では数社しか残っていないと言われています。和乃革のピット層鞣し革を製造しているのは100年以上の歴史のある国内最大規模のタンナーです。そんな歴史あるタンナーが製造したヌメ革生成りを、ぜひ使ってみてください。*(和の革公式サイトより引用)

用意する道具と材料

リストのリンクはアマゾンに飛びます。このリンクを通すと、僕のお小遣いになります。全部でだいたい10,000円くらいで全て揃います。専門の道具を使わずとも、代用できるものもたくさんありますから、もっとお安くもできます。

革財布を作るときに参考にしたWEBサイトまとめ

参考 トップページレザークラフト入門講座 参考 トップページLether Craft.jp 参考 トップページハンドメイド作家のための、いちばん丁寧な情報サイト

これらをみて作りました。ありがとうございました。インターネット時代に生まれてよかったです。

こんな財布が作りたい!

 

  • シンプル
  • 小銭入れはダサいからいらない
  • 薄い、最低限の大きさ
  • カードは6枚以内

あっこれはいいデザイン!と思っても、僕の中では小銭入れのジッパーのようなものがあったら台無しです。なので上記4つの条件を元に作りました。

 

こんな財布ができた!

あれやこれやしているうちに、完成しました!

完成当日

ヌメ革生成りという革は最初本当に白いです。これがだんだんと経年変化をしていきます。革製品は使い方によって味わいが変わってくるので、まさに世界に1つだけの財布になります。

さらに自分で作ってしまえば、変化する前に既に世界に一つなので、所有感をこれでもかと満たしてくれます。ここからさらに味が出てくるなんて素晴らしいことです。

縫い目がガタついていますが、初心者の作品です。思い出のガタガタです。

使用して2週間

陽に当たることが多かったので、色が変わりました。正直おお素敵。と思いました。見るたびに、達成感があります。レザークラフトにはまってしまう人の気持ちがわかってしまいます。本ヌメ革の財布は乱暴に扱うと、すぐに傷が入ったりシミになったりします。作るときは、手袋を使って縫うことをおすすめします。手汗でシミがつくのを防ぐことができます。

使用して半年

革財布らしい色になってきました。うーんいい感じ!

この頃最初の作品はプレゼントしてしまったので、自分用にオイルレザーで同じデザインの財布を作りました。外側を厚くすると、とんでもなく頑丈な雰囲気になります。

その後さらに作った作品たち

ヌメ革キャメル厚さ2mmのお札入れ(カード、お札入れ部分は1.5mm)

下の方のが新しく作ったオイルレザーの革財布です。上の処女作はお嫁に行きました。元気でね。

表面の革だけ2mmの厚い革で作ったのですが、1.5mmで作ったものよりかなり分厚くなりました。これはこれでよしです。でも薄い方が好みです!

僕は今後自分の財布は自分で作っていくことでしょう。おじいになった頃にはレザークラフトスキルがとんでもないことになっていると考えると、ニヤニヤしてしまいます。

その後の経年変化

少し使い込むと、いい感じの風合いになりました。革財布を育てるときは、時々乾いた布で拭いてあげるといいです。革の繊維が潰れて、ツヤが出てきます。キャメル色のオイルレザーよりも、生成りのヌメ革の方がしっかり経年変化をしているのがわかります。

小銭入れ(1.5mm)

小銭入れにチャレンジです。立体的で、苦労すると思いましたが、財布を二個作った僕は、既に指南サイトをみながら「うーんこうでもない、ああでもない」というレベルにはありません。

僕のオリジナルブランドマークは「S!」「Sの階乗」です。刻印の仕入先は、うちの蔵にあった昔の日本語タイプライターをぶち壊してむしりとった「S」と「!」です。タイプライターはメルカリで2000円くらいで中古が売っているので、むしり取りたい人はぜひメルカリで。

小銭入れの型紙

小銭入れの型紙はこんな感じです。ざっくり作っても、要らない部分をあとで切り落とせばいいので、問題ありません。

小銭入れの経年変化

小銭入れはお嫁に行ってしまったものですが、撮影をさせてもらいました。いい感じに馴染んできています。たたみやすくて、これなら使いやすそうです。

色違いの小銭入れ

色違いの小銭入れを作りました。これもまた素敵な感じに仕上がりました。

青い札入れ

札入れと同じ型紙で、青い革を利用して札入れを作りました。和の革のオイルレザー青です。藍色という感じでとてもいい色です。

差し色に、生成りの革をカードケース部分に使いました。可愛い雰囲気になります。札入れの部分をカットして、出し入れしやすいようにしました。使った革はオール1mmです。めちゃくちゃ薄い札入れになります。

猫の首輪

小銭入れでバネホック装着の技術を身につけた僕は、拾った猫にこの技術を用いることにしました。とてもストリート出身のキャットとは思えません。気品があります。

朝起きると、ポン酢は首輪を捨てていました。

どこにあるかも分かりません。やっぱり根っこはストリートキャット。誰かの下にはつきたくないという気骨を感じます。それでこそ僕の拾った猫ってもんです。あとひとつあるので、眠っているすきにつけてやりましょう。

ポン酢

危ないし嫌なので、その後はつけていません!!!

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