エゾシカを手に入れた!

エゾシカを10キロもらった。3日前に取れたメスのシカだ。

僕の冷蔵庫はジビエ肉だけで20キロくらいある。スーパーでは多くの場合グラム単位で肉を買うけど、ハンターの世界ではだいたい〇〇キロくらいってテキトーにくれる。

バーンとしたもも肉だ。鹿肉の脂身はたまーに分解できない人もいるから、今回は全てトリミングする。ナイロン手袋をはめて処理していく。肉の下に敷く為に犬や猫のペットシートを使うと、ドリップが気にならないしおすすめだ。キッチンペーパー改くらいの実力がある。

トリミングするとこんな感じ、決まりはないから自分の使いやすいようにやってみよう。鹿肉はほとんど赤身肉。ヘルシーで東京の方では女性に大人気らしい。僕の友人は3ヶ月間、食べる肉を全て鹿肉にして20キロ痩せた。鹿肉の効果は抜群だ。

食べやすいサイズにトリミングを終えたら、空気が入らないようにラップで巻いてジップロックに入れて保存する。解凍するときはテキトーに室温で放っておけばいい。ブロックを大きくすると、いつまでたっても解凍できない。

厚めに切って、ニンニクと塩胡椒で焼く。それだけで美味しい。以前食べた本州の鹿肉よりも、臭みがなくて美味しい。鹿肉は何より「肉」って感じがする。きっと北海道のいいものたくさん食べて育ったのだろう。

鹿肉は大好評で、うちの妹もうめえうめえと食べてくれる。ジビエ恐怖症の母親も恐る恐る一口食べて、臭みはないと言っていた。

トリミングをしていると、余ったお肉が出てくるので犬や猫にあげる。奴らは生肉が大好きだけど、一応茹でてあげよう。ものすごくものすごく喜んで食べる。毎日あげると他のものを食べなくなるので、おやつとしてあげることにする。老犬が一瞬野生にかえる味だ。

同じ年に狩猟を始めた35歳の同期おじさんにラインをすると、エゾシカを食べたいということだったので1キロほどあげた。お返しにと、スーパードライを3リットルも貰ってしまった。なんだか申し訳ないがありがたくちょうだいする。鹿肉は娘さんも気に入ったようで安心。スーパードライ3リットル分の申し訳なさを拭いさることができた。

猟師になると、冬場は肉を買わなくてもよくなる。じい様方からのもらい肉も多い。専用の冷蔵庫がないと、すぐにいっぱいになってしまう。ジビエ好きにとっては幸せな悩みだ。僕はどうやら、獲る行為の為ではなくて、食べる為に猟師をしているみたいだ。

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