ひとりぼっちの狩り

ちょっと時間が空いたので山に入ってみよう。

腰にはサバイバルナイフ、肩に担ぐのは散弾銃。なんというか、まさに完璧だ。男の子のロマンをこれでもかってくらいに満たしている。ゴルゴ13のデューク東郷みたいに険しい顔をして獲物を探す。物音を立てないよう歩こうとするが、うーむ無理だ。

銃を構えるが、もちろん獲物はいない。銃弾を家に忘れてきたので、本日は厳密に言えば狩りではない。狩りではないのだ。

ずんずん歩いていると、大きなヌタ場を見つけた。これはなかなか素敵なヌタ場だ。僕がイノシシならメインヌタ場にしちゃうだろう。持ってきた役立たずの銃が重くて、途中で嫌な気持ちになった。

近づいて見てもナイスヌタ場だ。けもの道も近くにたくさんある。うん今日は満足だ。

今日も撃つ機会はなかった。銃弾を持ってこない猟なんてよく考えてみると非常にピースフルだ。格好だけとはまさにこのこと。次は銃を家に置いて、狩りにでも行ってみようかな。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)